第216回東北地方会
◆2018年2月16日(土) ◆会長:東北大学 片桐 秀樹 ◆会場:仙台国際センター
- 演題番号 3
- 演者:鈴木眞奈美 / 指導医:佐藤 仁
みやぎ県南中核病院内科
膵悪性腫瘍様病変と多発性肺結節影を呈し、急速進行性糸球体腎炎をきたしたMPO-ANCA関連血管炎の1例 - 演題番号 4
- 演者:井上 晴太 / 指導医:工藤 俊
いわき市医療センター循環器内科
家族性に巨大冠動脈瘤、大動脈解離を呈した1例 - 演題番号 9
- 演者:窪田 有紗 / 指導医:加賀 一
能代厚生医療センター血液腎臓内科
非HIV感染者に発症したHHV-8関連多中心性キャッスルマン病
受賞の感想
みやぎ県南中核病院内科 鈴木眞奈美先生
この度は若手奨励賞に選出していただき、大変嬉しく光栄に思います。熱心にご指導いただきました佐藤仁先生をはじめとする内科、消化器内科の先生方にこの場をお借りして深く御礼を申し上げます。
プレゼンテーションの準備をする課程で論文や文献を読み込んだり、指導医の先生と何度もディスカッションすることにより、疾患の知識のみならず内科学の基本的な考え方を一から学ぶことができました。
当日の発表においても、参加された先生方からのご助言はいずれも教育的であり、今後の診療において糧となるものばかりで、内科医として必要な視点を見直すことができました。また、当日も多くの研修医の先生方が発表されていましたが、発表・議論の内容ともに大変レベルが高くよい刺激になりました。発表者としても聴衆としても充実した一日でした。
今回の受賞を励みに、これからもより一層の研鑽を積んでいきたいと思います。今後もご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
いわき市医療センター循環器内科 井上 晴太先生
この度は内科東北地方会若手奨励賞という非常に光栄な賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。熱心にご指導いただきました指導医の工藤俊先生並びに当院循環器内科の先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
今回私がご報告させて頂いた症例は過去に報告がなく、5分間という短い時間で会場の先生方へうまく伝えることが出来るか試行錯誤いたしました。情報の取捨選択や発表順序などを指導医の先生にご指導いただき、大変多くのことを学ぶことが出来ました。また、会場の先生方から頂いた質問は私には考え及ばなかったことが多く、新たな視点や知見を得ることが出来ました。
今回の受賞を励みに、今後の診療や勉学により一層積極的に取り組んでいこうと思います。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
能代厚生医療センター血液腎臓内科 窪田 有紗先生
この度は発表の機会を頂き、また若手奨励賞にご選出くださり、大変光栄に思います。初めての学会発表でこのように栄えある賞を頂き、とても貴重な経験でした。至らない点が多かったことと思いますが、お忙しいなか熱心にご指導下さった加賀先生をはじめ、血液腎臓内科の先生方に厚くお礼を申し上げます。
あまり馴染みのないキャッスルマン病、その中でも少数しかいないHHV-8関連の多中心性キャッスルマン病で、治療のガイドラインが確立されていない疾患に対するアプローチの難しさを経験させて頂きました。疾患への理解を深めるのはもちろんのことですが、プレゼンテーションするにあたりましては、症例を簡潔にまとめることや要点を押さえつつ話の進行方向を結論に向かわせることの難しさに悩み、どうすれば皆さんに分かりやすく伝えられるか試行錯誤しました。それが今回の受賞に繋がったと思うと嬉しい限りです。
今後も診療や勉学により一層研鑽を積んで参ります。ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。