第233回東北地方会
◆2024年9月21日(土) ◆会長:東北大学 安田 聡
◆会場:一般演題:web開催、プレナリーセッション:ハイブリッド開催(会場:仙台国際センター)
- 演題番号 7
- 演者:遠見 里子 / 指導医:丸谷 宏
鶴岡市立荘内病院神経内科
診断的治療としてステロイドパルス療法を行い改善を得たリウマチ性髄膜炎の1例
- 演題番号 9
- 演者:柄本 義徳 / 指導医:小山 二郎
東北労災病院総合診療科
繰り返す腸炎として診断されていた遺伝性血管性浮腫の1例
- 演題番号 11
- 演者: 香取 順太 / 指導医:綿引 優
公立藤田総合病院
高安動脈炎を合併したクローン病へウパダシチニブを導入した1例
受賞の感想
鶴岡市立荘内病院神経内科 遠見 里子 先生
この度は日本内科学会東北地方会の初期研修医プレナリーセッション、および若手奨励賞に選出いただき、大変光栄です。ご多忙の中、指導してくださった先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。
初めての学会発表だったためすべてのことに時間がかかり、日々の業務をしながら論文を読み、症例をまとめることに大変苦戦しました。一方で、一つの症例を振り返って深く学ぶことは、その知見を次の診療に活かすことにつながるのだと実感しました。また、自身が経験した症例を学会にいらっしゃる多くの先生方と共有させていただき、様々な角度から質問や助言をいただく機会は非常に有意義であると感じました。学会での学びと日々の診療は相補的であることを再認識することができました。
最後に、このような貴重な機会を与えてくださり、直前まで熱心に指導し励ましてくださった鶴岡市立荘内病院神経内科の丸谷宏先生に心より感謝申し上げます。
東北労災病院総合診療科 柄本 義徳 先生
この度は日本内科学会東北地方会初期研修医プレナリーセッション、若手奨励賞に選出頂き、大変光栄に思います。ご多忙の中ご指導いただきました東北労災病院総合診療科の小山先生、循環器内科の宇塚先生にはこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
繰り返す腸炎として診断されていた遺伝性血管性浮腫の1例について発表させていただきました。詳細な病歴聴取により稀少な疾患の診断に至るまでの過程を経験することができ、本症例を通して改めて日常診療での詳細な病歴聴取と身体診察の重要性を実感しました。
初めての学会発表が現地開催のプレナリーセッションであり、とても緊張しながらの発表となりましたが、大変貴重な経験となりました。今回得た知識や経験を活かして今後も研鑽に励む所存です。この度は誠にありがとうございました。
公立藤田総合病院 香取 順太 先生
この度は日本内科学会東北地方会の初期研修医プレナリーセッション、および若手奨励賞に選出頂き、大変光栄に存じます。また発表に際し、福島県立医科大学医学部消化器内科学講座の綿引先生をはじめとして多くの先生方にご指導いただきました。この場をお借りして深く御礼申し上げます。
今回発表させていただいた症例は、上部消化管病変と肺病変を伴うクローン病に高安動脈炎を合併した症例に対してウパダシチニブを導入した1例でした。考察を深めていく中で腸管外合併症を含めたクローン病診療の難しさ、多方面から治療を考えていく重要性を実感しました。
緊張もありましたが質疑応答で各科先生方から様々なご質問をいただき大変勉強になりました。今回の経験を活かし、今後も研鑽に励む所存です。
この度は貴重な学会発表の機会をいただき誠にありがとうごさいました。
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